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給与計算の外注費用・料金相場は?社労士と事務代行の違いを解説

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「給与計算を外注したいけれど、いくらくらいかかるの?」
給与計算は毎月発生する業務だからこそ、外注費は気になるところです。

特に、

  • 従業員10人程度でも外注できる?
  • 月額いくらくらいが普通?
  • 社労士に頼むべき?
  • 年末調整や賞与計算もお願いできる?

といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、給与計算を外注する場合の料金相場や、費用が変わるポイント、外注先を選ぶときに確認したいことを、中小企業の経営者の方向けにわかりやすく解説します。

給与計算を外注する料金相場は?

給与計算を外注する場合、大きく分けると料金体系は2パターンあります。

事務代行・オンライン秘書 社労士
    月○時間など、稼働時間によって料金が決まる
    顧問料+手続き・給与計算などの追加料金、または人数・業務内容による

例えば事務代行なら、

  • 月20時間まで○万円
  • 月30時間まで○万円
  • 月50時間まで○万円

というような料金設定です。

給与計算そのものに加えて、勤怠確認や給与明細の作成、その他のバックオフィス業務も依頼する場合は、必要な作業時間に応じてプランを選ぶという考え方になります。

従業員数別の料金目安としては、以下のような相場があります。

従業員数 月額料金の目安
10名程度 1.5万〜2万円程度
30名程度 2万〜5万円程度
50名程度 4万〜6万円程度
100名程度 8万〜10万円程度

※実際の料金は業務範囲や給与体系、利用するシステムなどによって変わる場合が多くあります。

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給与計算の料金が変動する理由は?

給与計算の料金は、主に次のような条件で変わります。

① 従業員数

従業員が増えれば計算する人数も増えるため、料金は上がります。

②どこまで依頼するか

「給与計算だけ」をお願いするのか、給与明細の発行や住民税関連の入力、勤怠データの確認、振込データの作成など依頼内容によって、料金は変わります。

③ 給与体系の複雑さ

会社ごとの勤務形態や給与のルールによって、確認する内容も少しずつ変わってきます。

例えば、工場勤務の従業員がいる会社では、オフィス勤務とは異なる勤務ルールが設定されていることがあります。制服の貸与に伴う控除があったり、休憩時間があらかじめ決められていたりする場合には、そうした情報が給与計算にきちんと反映されているかを確認することも必要です。

また、 勤怠システムを利用している場合は、

・勤務時間や休憩時間が正しく反映されているか
・制服代などの控除が正しく反映されているか
・手当や控除に変更がないか
・前月と比べて大きな変化がないか

などを確認しながら進めます。

このように、給与計算は単にシステムで計算するだけではなく、会社ごとのルールや勤怠データを確認しながら進める業務でもあります。そのため、同じ従業員数でも、作業ボリュームによって違いが出ることがあります。

給与計算は誰に依頼する?社労士と事務代行の違い

「給与計算を外注するといくらくらいかかるのか」が分かったところで、次に気になるのが「誰にお願いすればいいの?」という点ではないでしょうか。

給与計算の外注先としては、社会保険労務士(社労士)や給与計算を行う事務代行などがあります。

どちらに依頼するかは、給与計算だけをお願いしたいのか、それとも社会保険や労務に関する手続き・相談までお願いしたいのかによっても変わってきます。

社労士に依頼する場合

社労士は、社会保険や労働保険、人事・労務に関する専門家です。

例えば、こんな業務を依頼できます。

  • 入社・退社に伴う社会保険などの手続き
  • 社会保険・労働保険に関する各種手続き
  • 就業規則に関する相談や作成
  • 労務に関する相談

社労士事務所によっては、これらの業務に加えて給与計算までまとめて対応しているところもあります。

特に、こんな場合におすすめです。

「給与計算だけでなく、社会保険や労務に関することもまとめて相談したい」

このような場合には、社労士への依頼が向いています。

事務代行に依頼する場合

一方で、給与計算などの毎月発生する事務作業を、事務代行にお願いする方法もあります。

例えば、こんな業務を依頼できます。

  • 勤怠データの確認
  • 給与計算
  • 給与明細の作成
  • 賞与計算
  • 給与計算に必要な情報の整理
  • その他のバックオフィス業務

特に、こんな場合におすすめです。

「社内で給与計算担当がいるが、面倒な計算作業を外部に任せることで、採用や人材育成などの重要な業務に時間を使いたい」

「給与計算と一緒に、ほかの事務作業もお願いしたい」

という場合には、事務代行を利用することで、担当者の負担を減らし、本来注力したい業務に時間を使えるようになります。

すでに社労士に依頼している会社でも利用できます。

「うちは顧問社労士がいるから、給与計算の外注は必要ないかな」と考える方もいるかもしれませんが、実際には、社労士と事務代行を組み合わせて利用することもできます。

例えば、

社労士
 →社会保険・労働保険の手続きや労務相談

事務代行
 → 毎月の給与計算や勤怠データの確認、その他のバックオフィス業務

というように、それぞれにお願いする業務を分ける方法です。

すでに顧問社労士がいる会社でも、「社労士には専門的な手続きをお願いしているけれど、毎月の給与計算は事務代行に依頼している」という弊社のクライアント様もいらっしゃいます。

給与計算を外注するときは、「社労士か事務代行か」と最初からどちらか一方に決めるのではなく、自社で負担になっている業務は何なのかを整理してみると、依頼先を選びやすくなります。

社労士ではなく事務代行に給与計算を外注するメリット

社労士は「経営者のアドバイザー」や「手続きの専門家」という立ち位置になりがちですが、事務代行は「社内のバックオフィスチームが1人増える」ような感覚で、現場のメンバーと柔軟にやり取りをしてくれます。

コミュニケーション面における、社労士との具体的な違いは以下の3点です。

1.テキストコミュニケーションの心理的ハードル
事務代行
日常的に実務をサポートしてくれる「実務パートナー」なので、現場のスタッフも「これどうすればいいですか?」と気軽に聞きやすい雰囲気があります。
社労士
「先生」という立場になるため、現場の従業員が気軽に直接質問するのは心理的なハードルが高くなります。
2.会社の社内ルールや「空気感」を理解してくれる
事務代行
日次・週次で社内のチャットツールを見るため、「この部署は今忙しそうだから、催促は明日にしよう」といった、社内の状況に合わせた柔軟な配慮(コミュニケーションの調整)が期待できます。
社労士
書かれた数字や事実に基づいて正確に処理することが業務のため、「今月は現場がバタバタしているから、提出を待ってあげよう」といった配慮は、社労士側から自発的に生まれることは稀です。
3.毎月の「提出物の催促」を代わりにやってくれる
事務代行
「経費の領収書を早く出してください」「タイムカードの押し忘れを修正してください」といった、従業員への地味でストレスがかかる「催促・回収業務」を直接チャットなどで代行してくれます。
社労士
期日までに「まとまったデータ」が会社から送られてくるのを待つスタンスが基本です。社内の未提出者を追いかけるのは、自社の担当者の仕事になります。

給与計算を外注するときに確認したい5つのポイント

給与計算を外注するときは、つい「月額いくらか」という料金に目が行きがちです。

もちろん費用は大切ですが、安いと思って契約した後に、必要な業務がオプション扱いだったということになると、想定していた予算を超えてしまうこともあります。また、同じ「給与計算代行」というサービスでも、どこまで対応してもらえるかは会社によって異なります。

見積もりを取るときは、金額だけでなく、次の5つを確認しておくと安心です。

給与計算を依頼する前のチェックリスト

□ 料金の決まり方を確認する

人数制・作業内容・月の稼働時間など、何を基準に料金が決まるか確認しましょう。

□ どこまで対応してもらえるか確認する

給与計算だけでなく、勤怠確認や給与明細の作成なども含まれるか確認しましょう。

□ 賞与・年末調整は別料金か確認する

通常の給与計算とは別に費用がかかる場合があります。

□ 給与明細の発行までお願いできるか確認する

計算だけなのか、明細の作成・配布まで対応してもらえるのか確認しましょう。

□ 追加料金が発生するケースを確認する

従業員の増加や賞与、年末調整などで追加費用がかからないか、事前に確認しておくと安心です。

給与計算の外注は「安さ」だけで選ばない

給与計算は、毎月繰り返し発生する業務です。だからこそ、数千円の価格差だけで決めるより、

「担当者とのやり取りはしやすいか」
「質問したときにきちんと答えてくれるか」
「自社の給与体系を理解してもらえそうか」といった点も大切です。

特に中小企業では、給与計算だけでなく、日々の事務やバックオフィス業務について相談したい場面も出てきます。そのため、単に「給与計算を安くやってくれる会社」ではなく、「安心してバックオフィスを任せられる相手か」という視点で選ぶと、長く付き合いやすくなります。

Sideyouでは、企業ごとの状況を伺ったうえで、どこまで外注するとよいかを一緒に整理しています。
「給与計算を外注した場合、うちの会社だとどのくらいになる?」
「給与計算以外にもお願いできることはある?」
という段階でも大丈夫です。

まずは現在の業務量やお困りごとをお聞かせください。
必要な業務だけを切り出すところから、一緒に考えていきます。

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